御曾曾けいのログ

ただの老いた人間です。

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投げ銭文化っていいよね。

舞台や街頭で芸を披露する人への謝礼を投げ銭と言います。
Youtubeで行える生配信により、スパチャ(スーパーチャット)という名称で一般に浸透したことで、投げ銭が身近になった今日このごろ。


物を増やしがちなオタクにとって、これはありがたい文化だなぁと感じています。

 

おいくら

狙い撃ちされるオタク

オタク 収集癖

ジャンルを問わず、オタクは自分の好きなことになると財布がゆるくなるどころか、解放してつぎこみがちです。収集癖やコンプリート欲が強いせいか部屋が物であふれがちです。
それに加え、今は昔ならなかったような商品が出てきたことから、グッズのバリエーションがドカンと増えたように感じます。いつからかは分かりませんがオタクは企業に狙い撃ちされています。金に糸目をつけない性分であることが世間にバレてしまったようです。

 

それは物だけでなく食べ物も同じで、コンビニに行けば何かしらのコラボ商品がありますね。下記のように、いつもの商品がコラボデザインになっただけで、売上アップにつながった事例もあります。

 

「鬼滅」でダイドー缶コーヒーが大ヒットの事情 発売3週間弱で販売数量5000万本を売り上げる | 食品 | 東洋経済オンライン


オタク、もっというなら太客のオタクの心をどうしたら捕まえられるか考える、企業の思索が垣間見えます。

 

グッズやコラボに喜ぶ反面、オタクの生活は大変になる一方です。毎月のように何かしらグッズが出るので、常に財布と相談しないといけません。

 

イベント系のグッズはそれが大きな収入源になるので、需要があることを示すために、欲しくないグッズを買うことも時にはあるそうな……。


買わない、という選択が出てくる、例えば『鬼滅の刃』のようなビッグコンテンツであればどれだけ楽でしょう。かけだしコンテンツのようなファンの力が試されるものを好きになってしまった人は大変です。

 

そこに登場した投げ銭文化。手っ取り早くお金をつぎ込める文化は素晴らしいですね。

物はちょっと……

投げ銭 スパチャ

元々節約意識が強い、利便性重視の私はグッズをあまり買いません。


好きなだけではコンテンツを支えられないことは重々承知しています。でも、いらない物はいらない、ファンだけど無条件でお金は出せないと思ってしまうのが正直な気持ち。

 

クリアファイルも! エコバッグも! ペンライトも! Tシャツも! いくつもいらない!!

 

そもそも求めてるのはコンテンツであってグッズじゃないんです。こういう考えなので普段は買わないけどコラボしてるから買おーともなりません。

 

そんな奴なので、YouTubeの生配信中にできる投げ銭(いわゆるスパチャ)を知った時は感動しました。
お金は減るけど物は増えない! それにグッド!と思った瞬間にお金を投げられるのがいいです。ブラボーみたいな感じで!これはこれで楽しいぞと思いました。

 

支援や芸に対しての賞賛がしたい私にはピッタリの投げ銭ですが、のめり込んだ時の危険性をおそろしく感じています。

 

グッズを買う人にも言えますが、熱狂的であればあるほど「私が支えている」と勘違いしてしまいがちです。

お金を出さないファンを露骨に見下し、マウントをとって優越感に浸る人間にいつの間にかなってしまわないためにも、投げ銭は1,000~3,000円にして「ほどほどに」を心がけています。

 

厄介なオタクにならないためにも、自分のできる範囲を決めて楽しむのが、長く続けるコツにつながるのかもしれません。

 

 

おいくら